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2011/06/03

Grover Washington,Jr. - Inner City Blues

 ぶっとんだ兄ちゃんがやってた古着屋が奈良にあって、、、全身刺青で、首から足首まで、顔以外まさに全身!ジョイントを吸いながら接客をして、おかげで店の中は煙とその匂いで充満していた、、客がいてるなか、目のまわりを真っ赤にしながらひたすらウッドベースを弾いていた。。彼は本当にぶっとんでいた!好奇心旺盛な歳だった自分は、ヤバい音楽教えてくださいって言ったらすかさず、Grover Washington,Jr.を聞くべきだ!って言われ、帰りにCDショップに寄って買って帰ったのを思い出す。その兄ちゃんはアメリカへ行ってしまったので、もうその古着屋は無いんだが、Grover Washington,Jr.を聞く度にその兄ちゃんを思い出す。。

サックスプレーヤーのGrover Washington,Jr.のファーストアルバム、Inner City Bluesは1971年にCTI傘下のKuduからリリースされた。
そんな今作は、シンプルなリフだけど印象に残るベースラインのMarvin Gayeの名曲、Inner City Bluesで始まる。そんなベースとIdris Muhammadのドラミング、そしてカッティングギターを目立たせ、渋いダンサブルなのりを作る。前半の長尺ギターソロが確実な演奏で聞き手のテンション上げていき、後半、Grover Washington,Jr.の激しいソロがそのテンションを昇天まで導いてくれる。ナイス構成。

A2、Georgia On My Mindはストリングスをフューチャーしたムーディーな曲、Grover Washington,Jr.の伸びやかな、歌うようなプレイががっちりと心をつかんでくれる。A3のMercy Mercy Me(The Ecology)もMarvin Gayeの名曲。フェードアウトしていくタイミングに意標を突かれる…。

B1は、Bill WithersのファーストアルバムJust as I amからのカバー、Ain't No Sunshine / Theme From "Man And Boy" / "Better Days"。原曲Ain't No Sunshineは、たくさんの人がカバーしている名曲。Grover Washington,Jr.の伸びのあるプレイを軸に、ギター、オルガン、ストリングス、コーラスなどで、めまぐるしく展開し、途中ホーンアンサンブルが山場を作る。そしてまた静かにオリジナルメロディーが始まり、また盛り上がっていくという、、Bob Jamesのアレンジが、起伏の激しい、スケールを大きくした曲に変貌させている。

収録曲はMarvin Gaye、Bill Withers、Miles Davis、Buffy Sainte-Marie、Hoagy Carmichaelらの曲のカバーで構成。これらのアレンジをBob Jamesがしている。
この選曲といい、聴きやすいアレンジといい、ジャズの大衆化を図ったCreed Taylorの狙い通りのアルバムなのでは、、、もちろん1971年なりに。。そしてGrover Washington,Jr.はこれを皮切りに、このような空気感のクオリティーを高めながら、ビシバシと名作を発表していく。
あと、残念な事に、1999年12月19日に57歳で他界している。

ジャケットは、枠の中に写真、、いかにもKuduらしい。今作は徹底的に茶色にこだわったようで、、裏ジャケの写真といい、とても茶色だ…

2011/06/02

Idris Muhammad - Boogie To The Top

ドラマーIdris Muhammadの作品の中でも特にジャケットにインパクトがあるこのアルバムBoogie To The Topは、1978年に、前作に引き続きKuduからリリース。プロデューサーも前作と同じDavid Matthewsだけど、Tony Sarafinoて人との共同プロデュースになっている。

アルバムタイトル曲のA1は、11分にも及ぶ曲で、タムを打ち続ける独自のドラミングがこの曲を特徴づけ、跳ねるようなベースとでダンサブルなグルーヴを作る。長い間奏が終わるごとにリズムに乗ったボーカルが入り、激しいフルートソロや、ハーモニカのソロもあるという独自のディスコブギー。前作の1曲目Could Heaven Ever Be Like Thisと曲の雰囲気が少し似てる気がする。
A2、Breadはファンクっぽい。B1のOne With A Starはお気に入りの曲、ここでは跳ねるドラミングが聴ける。どこか気の抜けたような声のボーカルが、高揚感のあるメロディーを歌うディスコブギー。
アルバムを通して中高音域が耳につく…。
ジャケは、キラーん、、、掘っている時のインパクトが…。
現時点CD無

2011/06/01

Idris Muhammad - Turn This Mutha Out

ブート盤12inchでリリースされているLoft ClassicsシリーズのVolume 12に収録されているCould Heaven Ever Be Like Thisを始めて聞いた時に、やたら展開が多くてかつグルーヴィーなこのヘンテコな曲は何なんだ!と衝撃を受けたことを思い出す、それでIdris Muhammadを知り、チェックするようになった。ドラマーの彼は70歳を過ぎた現在も現役で活躍中、小さい頃からプロとしてドラムを叩いていたらしいので、60年以上もドラムを叩いている…、貫いてはるわ。
そのCould Heaven Ever Be Like Thisはタムタムを多用した特徴的なドラミングと、スラップも入るかっこいいベースラインが、ずしりと重たいダンスグルーブを作りだしている。その上にどこか夢見心地なコーラスが入り、この曲のヘンテコな空気感を醸し出している。そしてホーンをはじめ、ハープやシンセ、ワウギター、ディストーションギターなどなど、様々な楽器を使い8:37という長めの曲を飽きさせる事無く彩っていくという、なんともマッシブな曲だ。

A2、Camby Bolongoは、早めのテンポの民族音楽的なパーカッションを軸に、トランペットがゆったりとしたメロディーを奏で、そこにちょっかいをかくかのようにフルートが絡み合う、キックは一度も鳴らない。こういう独自の曲を聞けるのはアルバムの醍醐味だ。
同じよにアルバムの醍醐味曲のB3、Moon Hymnもマイフェイバリット、抑制されたドラミングの上をソプラノサックスが気持ちいい空間を作り出し、突然引き裂くようにバリトンサックスにチェンジしブレーク!そしてすぐにまた気持ちいい空間へ…、変な曲だな…。でも好きな曲。
ラスト曲Say WhatのIdris Muhammadのドラミングは、このアルバム中で一番好きだ。スネアはずっと一定のビートを打ち続け、キックがいろんな位置に打たれるというスリリングさ、、これはヤバい。
そしてフルートが目立つ。このフルート独自の高いところで爽やかに動き回る感じはいいなー。

このアルバムTurn This Mutha Out(もっと!)は、CTI傘下のKUDUから1977年にリリースされ、腕利きのスタジオミュージシャン達が参加する。そして、Esther Phillips、Hank Crawford、Patti Austin、George Benson、Grover Washington,Jr.など、CTIで多くの名曲に関わり、また彼自身のリリースでもマイフェイバリットがあるDavid Matthewsがプロデュース。
ジャケはKUDUらしく枠の中への写真。。。本人の顔まで赤くしている…、、。The Wizz(…ドラッグですね…)の落書き入り…最悪!!!、盤の状態もいまいちだし状態がいいのを探そ。

ジャケの状態:0
現時点CD無

Idris Muhammad - Power Of Soul

 このレコードも好きだ。ジミヘンのカバーから始まるんだけど、いい意味で全く別の曲に仕上がっている。ギター1本で曲を表現しきるJimi Hendrixの曲をカバーしてるんだから同じように演奏できるわけもなく、別の曲になって当然といえばそうなんだが、、、たとえば、バンド演奏しているジミヘンの曲を聞いた後に、その曲を頭の中で再生してみたら、始めから最後までギターと彼の歌声しか再生できないはず、他のメンバーには悪いけどそれしか記憶に残ってないんだもの、、それだけ強烈な印象を与える演奏をする彼を、今でもたくさんの人がリスペクトするのもうなずける。
そんな彼の曲をカバーしたA1は、原曲とは一変して、各自の演奏を随所でアピールしていて、聞き応え十分、ジミヘンの曲をこんな聴かせ方をするのもかっこいいな。メインのメロディーを力強いホーンで表現しているのもまたいい、原曲の力強いロックを彼ららしく表現した感じがとてもよく出ている。やはりこれもまたPower of Soul!それぞれの演奏の良さを書ければいいんだが、それは巧みな文章で表現できるヒトにおまかせしやす。

 そんな熱い曲が終わったと思ったら、とろけるような出足でPiece of Mindが始まる。Bob James作のナイスミディアムテンポ。クロスオーバーテイストな曲の上をトランペットソロが続き、Bob Jamesのエレピソロにシフトする。エレピの音色が好きな自分にはこのシンプルなエレピソロがこの曲のハイライト、うむー、でも上音がエレピだけになるとベースとドラムのリズムパートの渋いグルーヴがすっごく際立ってくる、特にテクニカルなプレイをしているわけでも無いのに!音の量からいえば目立つのは当然なんだが、えも言えぬ存在感がある。Gary King、Idris Muhammadすごいな。。

 そしてGrover Washington,Jr.の曲、B2のLoran's Danceに注目してみる。この曲はなんというか、ジャジーだ、静かなエレピから緩やかに始まっていく、遅めのテンポのこの曲は、それぞれの演奏がふわっと優しく聴こえてくる、静かな、大人の熱気みたいな感じで。そして途中、まるで感情を抑えきれなくなったようにGrover Washington,Jr.のテナーサックスが吹き乱れるんだが、この流れと、ソロが終わってからまた落ち着くという流れが、ドラマチックで好きだ。この流れが曲のタイトルと関係してるかどうかも気になる。

 ニューオリンズ生まれのドラマーIdrus Muhammadのリーダー作であるこのアルバムPower of Soulは、1974年にCTIのサブレーベルのKUDUからリリース。キーボードはBob James、テナーとソプラノサックスでGrover Washington,Jr.、ベースはGary King、ギターはJoe Beck、パーカッションはRalph MacDonald、フリューゲルホーンとトランペットをRandy Breckerが演奏。
ジャケは、いかにもKUDU、、加工された本人の顔写真が、、なんかのニュースで放映されてても違和感のない妙な雰囲気を醸し出している…

2011/05/31

People's Choice - We Got The Rhythm

 フィラデルフィアの6人組バンド、People's Choiceが1976年にリリースした2枚目のアルバムのWe Got The Rhythm。Sigma Sound Studioの録音でエンジニアはJoe Tarsiaだが、1曲目のディスコクラシックHere We Go Again以外は、ファンク、ロック色が強く、よく言われるフィリーソウルらしさというのは感じられない。バンドスタイルだし、Gamble and Huffがプロデュースしているからだろう。他には、Darnell JordanやDexter Wanselも関わっている。リリースはPhiladelphia International RecordsのサブレーベルのTSOP。このTSOPと同じように、Gambleというサブレーベルもある。7inchばかりリリースするそこではGamble and Huff作品のオンパレード。

 A1のHere We Go Againはエレピのメロディラインが印象的な軽快なディスコサウンド。単純明快な曲なだけに、クラブDjが自分のスタイルの中にうまく溶け込ませれば威力を発揮しそう。ただ、こういう音楽を好きな人が聞かないとダサいと言われるに違いない…。
A2のJam,Jam Jam(All Nigiht Long)は、リーダーであるFrankie Brunsonのダミ声がシャウトするもっさりファンク。もちろんこのダミ声は外せないけど、サスティンの短い刻むクリーンギターもいいし、絶妙に裏に入るハイハットもいい、ナイスグルーヴ。
 B1のMovin' In All Directionsは渋みのあるファンクロック。

 ジャケは、、ケツ2つ。。だけど、、けっこういいジャケだと思う。裏ジャケもいい感じ。
CDはベスト盤があったけど、このアルバムからの収録はなし。

I Can't Move No Mountains

前の続き、
Blood Sweat & TearsとMargie JosephのI Can't Move No Mountainsの検索したら、いろんな方のI Can't Move No Mountainsが出てきた…ので、以下に列記。Margie Josephについては7inchバージョンとLPバージョンそれぞれありやした。
個人的には、やはりBlood Sweat & Tears、そしてMargie JosephのLPバージョン、が好み。

Blood Sweet & Tears (1972)

Margie Joseph LP (1975)

Margie Joseph 7inch (1975)

Shirley Brown (1978)

Crack Of Dawn (1976)

Free Movement (1973)

The Sophisticates (1972)

Laura Vane and Vipertones (2010)


The SophisticatesがBlood Sweet & Tearsと年代が被ったので、オリジナルがBlood Sweet & Tearsというのは危うい可能性もあると思ったが、調べきれなかった。
恐るべし…

2011/05/30

Revelation - Revelation

数年後にはNYCC、The New York Community Choirでも活躍をみせるArthur FreemanとBenny Biggsらと、Phillip Ballou、Arnold McCullerからなる4人組コーラスグループのRevelationが、1975年にPolyGram傘下のRSOからリリースしたファーストアルバム。すべてのパートはSigma Soundで録られた。って事でスタジオミュージシャンはNorman HarrisやEarl YoungをはじめMSFBメンバーをメインに、フィリーサウンドにクレジットされる事が多い面子ばかり。

ナイスフィリーダンサーの名曲Get Ready For Thisから始まるこのアルバムは、針を落として最初のワンフレーズを聞いただけで、充実した内容のフィリーソウルアルバムである事を予感させる。この曲は、テナーをリードとした、聴き手を高揚させる熱いボーカルワークと、アクセントとサビに入ってくる歯切れのよいストリングス、程よく動きまわる独自のリフのグルーヴィーなベースラインが目立つ軽快なリズム、それらがシグマスタジオの熱気を帯びて融合している。
まさにダンスフロアにもってこいで、1974年からシカゴのゲイクラブなどでDjをしていたRon Hardyは、この曲をオープンリールでEditして引き伸ばしてかけていた。彼のプレイでたくさんの人がこの曲で踊っていたのを想像しながら聞くのもまた楽しい。そしてそのEditされたものは、40年近く経った今また、レコードでプレスされている。あと知らなかったけど、この曲の作曲者のWarren SchazsがプロデュースするThe BrothersのAre You Ready For Thisを、T.G.Conwayによるアレンジでボーカルを入れたバージョンだそうだ。T.G.Conwayの関連作を見ても分かるが、こういったダンスグルーブに関する仕事は冴えている。

A4のJust Too Many PeopleはMelissa Manchesterによるもので、同じく75年リリースの彼女のアルバムのMellisaに収録されている。原曲ももちろんいいが、自分の好みはRevelationバージョン。あまり主張しないのにこの曲のリズミカルなノリを作り出せている演奏力と、その絶妙のバランスを作ったエンジニアの方向性は見事。その上を訴えかけてくるように力強くループするコーラスと、程よく入る太みのあるテナーリードとのコントラストがまた絶妙。こんなナイスなフィリーソウルに仕上げたアレンジャーのRonnie Bakerはとてもクール。

B3のI Can't Move No MountainsはBlood,Sweet & Tearsのカバー。疾走感のあるサビが印象的で、サビ以外の部分とメリハリをはっきりとさせた曲。原曲は1972年にリリースされたNew Bloodに収録されているが、この曲はスリリングな原曲のほうが好きだ。そして、先日書いたBlue MagicのTirteen Blue Magic Laneにも参加していたMargie Jpsephによるカバーもあり、かっこいい仕上がりでこちらも名盤。
スローバラードはB2のWhat GooD Am I(without you)がタイプ。リードが熱くかつしっとりと歌い、ストリングスとコーラスが後ろから盛り上げ、ピアノなどが静かにアピールする、もういかにも切ない構成になっている。

ジャケットは、モノトーンでシンプル、フォントデザインもいい感じ、モダンでかっこいいジャケット。裏返せば並ぶ順番を交代、笑顔もいいかんじ。

ストリングスさすが
現時点CD無

2011/05/27

Dexter Wansel - What The World Is Coming To

 長く続いた暗闇にまるで待ち 侘びたかのように眩しい朝日が射し、その瞬間からはじまる新たな一日は様々なストーリーを秘めている。そんな朝日をオーケストラとシンセサイザーで美しく、そして力強く表現した壮大なインストナンバーFirst Light Of The Morningからこのアルバムは始まる。アナログシンセの名機Arpを使いこなすキーボーディストのDexter Wanselが、フィラデルフィアからリリースするアルバムのスタートとして最高の出来。You Tubeの動画も強烈…

 地元フィラデルフィアのファンクバンドYellow Sunshineのキーボードを経て、Blue MagicのThirteen Blue Magic Lane等でクレジットされるようになる。そして名曲を多数収録した傑作Life on Marsを1976年にリリースし、翌年に本作What The World Is Coming Toをリリース。録音はやはりSigma Sound Studioで行われ、そこのスタジオミュージシャン集団であるMFSBがStringsとHornsでバックアップ、そしてIdris Muhammedや、デビューアルバムをリリースしたばかりのJean Carnらも一部参加している。

 Dexter WanselをメインにJean CarnとデュエットしたA3のHoldin'onはしっとりと切ない、、泣きの名ラブソングで、ピックアップされる事が多い。だが次曲のOde Infinitumはいきなりアグレッシブなインストジャズファンクになり意標をつかれる。スラップベースを軸にしたタイトなリズムの上をカッティングギターが走り、そしてブレイクでホーン隊が押し寄せる、、この曲がなんともかっこいい、ただ、MFSBの演奏がメインで主役Dexterの出番は後半のエレピソロ程度と少なめ…。

 B1のDisco Lightsは、抜けのいいアナログシンセの音色が駆け巡る軽快なダンスナンバーで、爽やかでポップな曲調は聴き手をポジティブにしてくれ、オーケストラを使用し重厚に仕上げたアルバムタイトル曲は、水辺で遊ぶ子供達の声を入れたりとメッセージ性を感じる曲になっている。次のB3は何故かレゲエ…。B4のDreams of Tomorrowはジーンカーンが歌う、ほぼ1フレーズの繰り返しだ。

ジャケは…王子?天使?な写りのご本人…ひげアフロ加減が(笑)、そして裏返せばニヤッ…。

CD探してみたら、Life On Marsとセットとか、せこい(苦笑)

2011/05/26

Blue Magic - Thirteen Blue Magic Lane

 Blue Magic、続けやす。1975年にATCOからリリースの3枚目のアルバム、Thirteen Blue Magic Lane。74年にデビューアルバムをリリースしてから1年で3枚目なのだから、フィリーソウルの勢いを感じれる。優れたスタジオミュージシャンが集い、フィリーソウルの名曲を沢山生み出したSigma Sound Studioで録音され、1st、2ndと続き今作もほとんどをNorman Harrisがプロデュース。一部の楽曲のプロデューサーとしてTrammpsのRon"Have Mercy"Kercyと、Eddie KendricksのGoin' Up In Smokeも作曲したAl Felder、キーボードにはDexter Wansel、ヴァイブスにVincent Montana、ドラムはEarl Youngなど、書き出せばきりがないが…クレジットには様々なプロダクションで活躍している人の名前ばかりだ。

A面はA5の甘いスローダンサーI Like You以外は、スロー、そしてスロー、、とっつきやすいメロディーと、甘くどこかポジティブな美しいファルセット、そしてベテランミュージシャン達の緩急をつけた演奏に、折り重なるストリングス、素敵なフィラデルフィアソウルだ。下にはその内の一曲、Chasing Rainbowsを貼り付けた。

B面はうって変わりテンポアップ。知らなかったが、B2のWe're on the right trackはUltra High Frequencyが73年にリリースした7inchのカバー曲だそうだ。そして、同じ1975年にSouth Shore Commissionもカバーをしている。自分はこのBlue Magicバージョンしか聴いていない、歌声がとにかくいいんだが、途中から入るエレピのソロを聞くと気持ちが上がってくるので中盤以降が特に好きだ。ラスト曲のWhat's come over meではゲストのMargie Josephが歌ってアルバムをしめ、気持ちのいい終わり方をする。

ジャケは曲目the loneliest house on the blockや、Hauntedが影響したのか、陰気な感じ。木の枝で女性の体が作られている。裏ジャケは合成?ピンボケ?な、お化け屋敷写真、しっかりお化けもいてる。表ジャケの家の裏庭なのかも。。。ATCOのロゴは人生ゲームのルーレットを思いす…、何故かこのロゴが好きだ。

2011/05/25

The Main Ingredient - Euphrates River (1974)

NYCのトリオコーラスグループのThe Main Ingredient、1974年リリースの6作目のLP、EUPHRATES RIVER。ジャケは宗教的で意味不明、タイトルを聞いた絵描きの解釈が強く反映されたのだろうか…。

リードボーカルは途中参加のCuba Gooding、ただ甘いだけではないええ声してはります。特に特徴的というわけではないんだが、その声で歌うとカバー曲もまた聴かせてくれる。ALZOのLooks Like Rain、Stevie WonderのDon't You Worry 'Bout a Thing、そしてSEALS & CROFTSのSummer Breezeと、どれも素晴らしい。そして、ラスト曲のJust Don't Want to be Lonelyは名曲。
また、息子も活躍…これがまた…

2011/05/23

Sidney Barnes -Your Love Is So Good To Me (1978)

Rotary ConnectionのメンバーでもあるSidney Barnes。1978年Casablanca Records傘下のParachute Recordsからのアルバム、Foot Stompin' Music。

アルバムリリースはこれだけのようだ。A1のアルバムタイトル曲のFoot Stompin' Music、A3のGet On Up And Dance The Boogieは曲タイトルのまんまの楽曲、腰のあるグルーブでアップリフティングなブギーディスコ。
この時代のレコードを愛するディスコDjなら、これらの曲でフロアをスウィングできるだろう。
そしてミッドテンポの曲もいい。A4のDisco Queen Dance With Meはどっかでも見た事あるようなタイトルだが、、切なく歌い上げているので歌詞の意味を詳しく知りたくなる。

B3 Your Love Is So Good To Me は甘ーいスローダンサー、下にはこの曲を貼り付けてみた。

インパクト大のジャケットと、裏ジャケの片隅に添付された本人の微笑み写真がなんとも…おそらくカリフォルニアっぽい、、そしてアルバム内容を想像させてくれる。全体的にボトムをファットに仕上げてあるが、このLPで踊らせたいという、プロデューサーでもある本人とエンジニア達の意図がみれる。また、アルバム全体のまとまりに加担していてそれも味。

裏ジャケのエロ顔は100点満点(笑)、なお、現時点でCDは無いよう。