2021/01/09

RME Fireface UFX+ と ARC USB を使用して気になった点や不満な点

①TotalMixのフェーダー等の設定について、PCを立ち上げる度に手動で読み込むことになる

PCを立ち上げると、TotalMixも立ち上がりますが、その際に以下の画面が表示されます。


「Yes」を選べば、TotalMixのセッティングでTotalMixが立ち上がります。

「No」を選べば、UFX+本体のセッティングでTotalMixが立ち上がります。

という画面ですが、最後に使用したセッティングで立ち上げたい場合、どちらを選択しても不可です。


やり方として、Wキーショートカットで「Workspace Quick Select」を呼び出し、セッティングの保存と読み込みをする必要があり、些細な事ですが、1手間増えました。

以前のUFXの時は、上記画面で「Yes」を選択すれば最後に使用したセッティングで立ち上がったと思います。

何でだろかなー、面倒くさ。


②TotalMixのレベルメーターと本体の液晶ディスプレイに表示されるレベルメーターに乖離がある

「Hardware Inputs」のレベルメーターについて、TotalMixの画面上ではクリップしていなくても、本体の液晶ディスプレイでは赤く表示されます。以下の画像は、サイン波を使用して、TotalMix上で-0.3dbとなる入力にしましたが、液晶ディスプレイ上では赤くなっています。

RME TotalMix FX

RME Fireface UFX+

因みにTotalMix上の表示で-1.2dbまで下げると本体液晶は赤色→黄色になります。

なお、「Output」のレベルメーターのほうは、TotalMixの画面上でのクリップと本体液晶の赤色表示がリンクしているので、本体液晶で赤く表示されるということは、クリップするという意味だと思うのですが、どうなんでしょうか。。。

ま、聴感上音が割れだすのはTotalMix側でクリップしてからなので、TotalMix側の表示を優先して使用していますが、、、気にはなりますね。


③ARC USBのレベル調整のホイールについて、1ステップが大きい

ボリュームを上げるにつれて、1ステップ(クリック)が2.5db→2.0db→1.5db→1.0db→0.5dbとなっていきます。

私の場合、別途モニターコントローラー等は使用せず、パワードモニターに直で繋いでいます。モニターの出力が大きいので、最大でも-20dbくらいで使用しています。それくらいですと1ステップが1.5dbなので、0.5db毎等で調整できません。。。その為には、キーボードでシフトキーを押しながらダイヤルを回す必要がありますが、そのやり方だと0.1db毎です。。。

1ステップの変動値を設定する機能が欲しい!


④ARC USBのスイッチへのアサインについて、他にも割り当てたい

全スイッチは様々な機能をアサイン出来て便利です!

が、、個人的に「Hardware Input」のレベルフェーダーを割り当てれれば最高。。。


以上、細かい事ばかりですが、気になった点等でした。