Marcellus Pittman - Pieces (2012)

 
なんだか脇道にそれている感が出てきたので…軌道修正。。
 みんな大好きMarcellus Pittman!デトロイトの奇才Marcellus Pittman!が12inchリリースしたものをピックアップし、2012年にCDリリースしたPieces。ジャケの雰囲気もそうだが、宇宙的雰囲気の曲をピックアップしたのだろうかと思う。では無く、Pittmanがそもそも宇宙的なのか、、。
 デトロイトで活動する彼がアンダーグラウンドなハウスシーンで有名になったのは、3 Chairs(Rick Wilhite、Kenny Dixon Jr、Theo Parrish)の4番目のメンバーとして参加(椅子が足りないが…)したことがきっかけとなったことは疑いようがない。
 当初注目されたのは、Sound Signature からTheoとコラボした『Essential Selections』Vol 1と2のリリース。また前述のOmar SのレーベルFXHE から『M.Pittman EP"』#1と#2のリリース。そしてTheo、OmarSとのプロジェクト、T.O.MProjectの M としての参加だろうか。
 本アルバムは、そのT.O.M Projectの楽曲からスタートする、なんともデトロイト好きにはたまらない出足となっている。アルバム全体的に音質がクリアなことが目立ち、アナログで聴くことに慣れている楽曲ばかりなので、買ったときは少し戸惑ったが、おそらく、プレスする前のデータってこんな感じなのだろう。
 Pittmanの楽曲の特徴は、リリースの短いクリアでタイトなドラムセットとパーカッションセット、を細かくプログラミングした、入念なリズム構成。ハット的音の連打、その音色シフト。分厚く温かいパッドループ、濃厚なアナログシンセリード。またはアナログシンセベース。つんのめる感じでもある変てこビートの曲が多いのも彼の特徴、。いずれにせよ、我の強い楽曲が多く、Djプレイの観点からいえば、Mixの中にさりげなく混ぜるというのは、なかなか難しい曲揃い(笑)
 個人的に好きなのは、T.O.M Project Remix、やはり良い。いきなり入ってくる極太シンセベースがテンションを上げる、Sneak Attack。ジワジワとはまっていく、If The Earth Could Talkなんかは流石にクラブ栄えしはります。また、抜き差しの展開が良い感じで、シンセの広がりが素晴らしいRazz 09。