DAMIEN ZALA - Lonely Happiness (2012)


 フランスからの贈り物、Deep、Deep House。2013年には本アルバムのRemixを豪華な面子で仕上げた12inchがリリースされたことも記憶に新しいDAMIEN ZALAのLonely Happiness。ZALAは本リリースが初リリースのようで、しかし、美しい音世界、深い造詣、クラブミュージック的でありスニング的、完成度の高いアルバムとなっており、一気に注目のアーティストとなった。
 全編にわたって、雑把さは皆無で、繊細なプログラミングで空間を埋めていくインテリジェンスな楽曲構成、また、ミキシングも芸が細かく、奥行きをしっかりと表現した、目を瞑ればそこに空間を感じさせる(マスタリングはTokyo Black Starの 熊野 功雄氏)。一人で、入念に、そして思考的に、また実験的に制作している姿が目に浮かぶ、それが彼のLonely Happinessといったところか。
 くっきりとした輪郭のキックが曲を進行させ、シャッフルの効いたハットが宙を泳ぎ、デジタルなパーカッション、エフェクトが不規則なリズムで絡んでいく、、、そして、この作品を決定的なものにしているキーマン、NordLeadが重なっていく。NordLeadのモーフィングが随所にちりばめられ、NordLeadアルバムといっても過言ではないだろう(笑)デジタル臭い音質で、生暖かさはほぼ感じない、それでも感情の起伏を起こさせるのはなんだろうか、やはりそのアーティスティックなプログラミングに起因するのでは。
amazing…